アイマス同人誌即売会にMADで使われた音楽CDが逆輸入？

なにやら某所で「敷居さんよろしく」とか言われてるので書く。

即売会の片隅の挑戦 - ティンときた！　−勝手にまとめるアイマスMAD−

といっても、直接行って確かめてきた人のレポートがあるんだからこれ以上何も必要無い気がするのだけど。まあ、確かにおもしろい話なのでリンクして煽っておこうかな。

要するに、

１．知る人ぞ知る２００９年上半期の名作アイマスMAD『イエスノウ』の曲が入ったＣＤが
２．アイマスオンリー同人誌即売会にて委託販売(特にアイマスとは関係無し)
３．そして、ブースでは宣伝ムービーとして↑の動画がガンガン流されていた
ということらしい。ちゃんとアーティストのキューティーパイ本人から委託を受けて販売してるらしいですよ？
うん、おもしろいね。ソフマップの店員やらが勝手に店のモニターでニコマス使って販促してる例ってのは過去にもう何度もあるけど、インディーズレーベルでもない普通に一般に販売しているＣＤでこういうことやったってのは、少なくともアイマス動画関連としては初なのかな？　同人誌即売会って直接行く人以外は目に入ってきにくい世界なので、前例が既に何件もあったりしたらそれはそれでびっくりですが。

他の『原作者を釣った』例

近い例としては、作曲者の田中公平氏が『これがレビュウ！』の動画に言及したり、

余談ですが、ニコ動で試聴できる『アイマス』の
『これがレビュウ！完全版』は凄いですね。
著作権問題など忘れてしまうくらい、良いデキです。
これが新しい文化の波なのかなあ。
それにしても、ぴっかりPさんは凄いなあ！
ベスト曲解説（3）｜田中公平のブログ My Quest for Beauty

シラカワPの『空想メロウ』に公式ホームページが反応してたり、

◎ニコニコ動画でAIR MASTERの『空想メロウ』を使った動画が大反響!! （09/04/20）
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6590184
現在､アルバム『空想メロウ』は廃盤で､一般のCDショップでは購入できませんが､
AIR MASTERのオフィシャルサイトで購入できます｡
in da groove/AIR MASTER

少し古い例だと、ゆさPの『あずマンガ日和』に『サナギさん』作者の施川ユウキ本人が反応したり、

友人に教えてもらったんですけど、
ニコニコ動画に「サナギさん」のネタが。
市場で何冊か売れてるみたいです。有り難い。
仕事の合間合間に。 - 真っ白な原稿の上で、俺は爪を切った。

もう少し直接的に販促に結びついてる例だと、卓球Pが依頼受けてインディーズの曲のCM動画をアイマスで作ってたりってのもありますね。

これ、今はともかく当時はニコニコの規定に引っかかってたよな普通にｗ

特に最後の卓球Pの例なんかはかなり近い感じですけど、それでもあくまでCM風動画をニコニコにってノリなので、リアルに『イエスノウ』の動画流しながら横でCD売るってほどアグレッシブではないですね。

追記

コメントやブクマで指摘があったものを追記。どっちもチェック済みの情報だったけど、頭から抜けとりました。

これすごいっすよー。曲と映像がうまくシンクロしてる！
曲の雰囲気と女の子の可愛らしい感じもあっててすごくうまいです。
こういう質の高い作品にウチの曲を使ってもらえて感謝です。
作者のおくら山ため蔵P万歳！！
アラケンの敏腕ブログ:ニコニコとアイマス

オクラ山ため蔵Pの『Magician Roulette』。これも作曲者が反応。

今日、原宿KDDIデザイニングスタジオでエイプリルズのフリーライブがあったので見に行ってきました。実は、上の写真でご覧のとおり、このライブではVJに自分が以前作った「COSMO ’80s」のアイマスMADを使っていただいています。
エイプリルズのライブに行って来た。VJに雪歩！いぇい！ - にこ繭。(cocoonPのBlog)

cocoonPのMADがエイプリルズのライブに使われている。原作者が動いていて、かつリアルに横で動画が上映されているので、『イエスノウ』に一番近いのはコレですね。さらに、たぶんこれが原作者と直接絡んだ最古の例かと。