「現代視覚文化研究 vol.4」にニコマス記事を寄稿
あちらこちらからたくさんのライターをかき集めて、アニメ・漫画・ゲーム・ネットなどの話題を盛りだくさんに詰め込んだ「現代視覚文化研究」って本があります。定期刊行の雑誌ではなくて、だいたい一年に一冊ペースくらいで出ているゲームラボの別冊ですね。
明日の4月19日にそのvol.4が出るんですけど、↑の表紙にも書いてある「オタクの10年」って巻頭特集に、2Pほどの原稿を寄稿しました。
タイトルはこんな感じ。
「世界を侵食する2.5次元――ニコニコ動画×アイドルマスターの3年」
今、ニコニコ動画でアイドルマスターは公式のカテゴリタグになってるわけだけど、本来はゲームカテゴリの一部にすぎないはずのアイマスがなんであんなことに? その経緯を駆け足でサクっと解説してみるよ! ……ってな記事です。
本をパラパラ読んだ人が「へー、そうなんだー」って感じてくれればいいかなーと。もちろん詳しい人が「うん、そうそう。懐かしいなあ」と思ってくれてもうれしいですが。過去のラジオ「敷居の部屋」でのインタビューや、「敷居亭」の同人誌に寄稿していただいた動画投稿者の皆さんの意見も何かと参考にさせてもらいました。*1
発売日明日なので、もしかしたらもう早売りで並んでるかも。定価1500円とちいと値がはりますが、そのぶんボリュームもかなりのもん。僕が書いた記事なんて全体のほんの一部です。「ネットの空気を雑誌に落とし込む」ってのがコンセプトにあるようで、普段あちこちネット巡回してる人なら、どこかで見たことのあるだろう名前がわらわらと原稿を書いている模様。
実は、ぼくもカラーの特集ページで2ページ担当させてもらってます。たまごまごさんも同じ特集に参加しつつ、別のコーナーも担当してるらしい。
ピアノ・ファイア
僕が伝え聞く限りでも、↑のいずみのさんにたまごまごさん、平和さんに有村さんにカトゆーさんとか。聞いてない人が他にも色々いそう。ニコニコ動画関係だと「するめいか」「黒歴史RPG」のルーツが「するめいかの作り方」って原稿を書いてるみたいですね。ここは個人的にかなりの注目ポイント。
興味持った方は、是非手にとってみてくださいな。たぶん大きめの書店に行けばだいたい置いてるんじゃないかと。
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*1:とはいえ「自分なりにまとめ直す」というにはどう考えても紙面が足りないので、それはそれでそのうち挑戦してみたいところ。