漫画家三浦建太郎、ニコマスを語る
ついったーで盛り上がってたのでとりいそぎ速報。
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このかた、以前から平沢進のMADについて語ったらしいとか掲載誌の作者コメントでニコニコに言及してるらしいとか、『三浦建太郎ホイホイ』タグが付いてる動画に「ん、これもしかしてマジで本人?」みたいなコメントが付いてたり……
まあ色々と噂は聞いてたんですけど、
こんなわかりやすい例が来るとは思わなんだ。
一瞬ネタ動画かと思ったら、ほんとに語ってはりますがな!
しかも話題にしてる動画がこれまた濃いんだよなー。ノベマスですよ、ノベマス!
※注釈
ニコマスではノベル・ストーリー系といえば「iM@S架空戦記」という状況がけっこう長く続いていたのですが、去年はとうとうノベルズマスター大躍進の年となりました。
元ネタのゲームプレイ動画のエッセンスを生かしつつ、アイドルをわざわざ中国大陸とか戦国時代とか世界大戦とか未来とか宇宙とか異世界とか車の中とか麻雀漫画の中とかに放り込んでストーリーを展開するのがiM@S架空戦記であり、
(一話を網羅したリストを整備してくれている方がいます。感謝!)
対して、普通に現代を舞台にアイドルがドタバタ劇を展開したり恋愛したりトップアイドルを目指したりするのがノベルズマスター。
まあ、そう厳密に分類できるもんでもありませんけど。
普通に考えたら広がる順番は逆になりそうなものなのにそうはならなかった*1、というのも面白いところで、最初に閣下三国志ありきというだけではちょっと弱いかなーと。元々存在していたゲーム二次創作文化や歴ゲー動画、ニコニコ全体で大躍進を飛べたゲーム実況カテゴリなどの影響などなど、突き詰めていくとかなり興味深いことになりそうですが……閑話休題。
さて、少し話がそれましたが、三浦先生がノベマスを解説するにあたって選んだ『あっというま劇場』『エロゲーっぽいアイマス』『ドタバタ紙芝居』の三つこそは、上で挙げているノベマス大躍進の立役者となったと言われているシリーズなのです。
*2
でも実は僕どれも飛び飛びにしか見てないんだよね。まあ「飛び飛びに見ても面白い」ってのは強みだけど、サイトに貼っちゃったからにはいっぺん腰を据えて見ないとなあ。
いやね、一口に「ニコマスを語る」といいましても、ニコマスって本当にあらゆる方向性の動画がありますから「ちょっと機会があって見たんだけどこれ面白かったよー」ってパターンならいくらでもありえます。
でも語るのが『ノベマス』で、紹介するために選んだ動画がこの三つってのはもう……普通に最前線でリアルタイムに文脈きっちり理解して楽しんでますよね。
最初に「こんなわかりやすい例がくるとは」と太字で強調して書きたくなる理由、わかるでしょ?
余談ですが、僕がこの記事書き始める直前のにわかに盛り上がってたTwitterのタイムラインでの、
このへんを見れば三浦先生がどんだけ命削って漫画描いてるのかは一発で伝わってくるけど、まあそのへんを踏まえた上で敬意を込めて「仕事してください」と言っておきましょう。
という某おっさんホイホイな方の発言はおもしろかったw