最低限○○秒までは見るべき動画

今日は普通に動画紹介するよ!
ACM(千早センター)でarcadia [short.Ver] 【千早誕生祭】アイドルマスター‐ニコニコ動画(9)
最低限、冒頭40秒のダンスが始まるところまでは見ましょう。これは、たぶん掴まれるタイプのひとはそこまで見れば身を乗り出す類の動画だと思う。
極限までシンプル。公式曲。演出はほぼダンスの切り貼りとカメラワークのみ。そして超ハイクオリティ。アイマスのPV系動画ってこういうのが無数にある印象ですが、これくらい極上のもんになるとさすがにそうはお目にかかれないんでないかな。やっぱ、体の動きとカメラの動きがビシ! っと合った瞬間の快感って問答無用のもんがあるね。
投稿者のれのPは普段はACMのノーマルPV専門で投稿している方だそうです。とてもそうは思えない! と一瞬思った後に、でもやっぱこのつま先まで行き届いた丁寧さってノーマルPVを穴が開くほど研究しているからなのかもなあ、と一人で納得してしまいました。
【アイマス】まみむめも‐ニコニコ動画(9)
こういう系統で少し前の注目作を挙げるなら「まみむめも」も外せない。こちらは↑よりさらに動きを細かくカットして繋ぎ合わせているので、「踊りを見せる」というより「体の動きを見せる」ことに特化している感じ。


さらにもうひとつ千早誕生祭から。
アイドルマスター 千早の誕生日ライブに熊猫が乱入‐ニコニコ動画(9)
最低限、45秒まで見ましょう。それでどういう動画かわかるから。

まず最初に「よくぞ思いついた、感動した」が先に来る動画なのは間違いないんですけれど、一発ネタを大真面目に作りこんでいるところがまた凄い。
全然違うダンスを踊っているはずなのにちゃんと後ろの二人も音に合った動きをしている。交差したりする場面でも適当に誤魔化したりせずに、自然に見えるようになっている。歌詞に合わせて「だいたいあってる」動きをさせて笑いを誘うことまで計算に入っている。
千早が蒼い鳥をレッスン中に熊猫とリスが乱入してきた‐ニコニコ動画(9)
その違いは、「笹でも食ってろシリーズ」*1の最初の動画を見れば一目瞭然だ。実際これくらい不自然さがあってもネタに威力があるので十分笑えるのだけど、↑の細かいところまで作りこんだ最新作と見比べてみれば、破壊力が段違いなのはおわかりになるだろう。
ネタも研ぎ澄ませれば芸になる。こんなくだらない一発ネタに全力を傾けて芸にまで昇華してしまう、その姿に僕は喝采を送らずにはいられないのだ。

動画プレイヤー


*1:シリーズなのかよ!