アーケードからコンシューマへ

アイドルマスター SP パーフェクトサン(特典なし)アイドルマスター SP ミッシングムーン(特典なし)アイドルマスター SP ワンダリングスター(特典なし)
アイマスSPプレイで忙しくて最近ニコニコ見たりブログ書いたりする暇が無い件について。
プレイ日記書けばいいじゃんって思われるかもしんないけど、プレイ日記ってどーも苦手なんだー。過去に他のゲームでやろうとして三日坊主したことが何回かあるのよ(笑)。
で、絶賛プレイ中なわけですけど、せっかく三つまとめて買ったんだから一通り全部のタイトルに目を通しておこうと思ってスターの伊織⇒サンの春香をサクっとクリアして次はムーンで千早かあずささんに行こうかなーというところ。


ということで続きやってくる! ……だけだとさすがにアレなので現段階での簡単な感想を書いておきましょうか。
まず、アイマスSPって基本無印を踏襲したシステムなんですが、リミットも一週にできることも両方増えてるのでSランククリアは楽勝だったりします。その上で特別オーディション荒らしまわったりゆっくりコミュ回る余裕もあったり。これだけ余裕あるなら祭典系オーディションがあっても良かったかな。*1
じゃあPSP版って箱○版に比べて単純にぬるくなっただけ? かというとそんなことは全く無く、ゲーム性はかなり強化されています。余裕ができたと言ってもダラダラと暇な時間が続くってわけじゃない。

一週が3つのコマにわけられていて、1コマ使うレッスンや衣装変更、2コマ使うハードレッスンや営業、3コマ使うオーディションなどを基本に、ランダムで入るメールによる「約束システム」を組み合わせて「スケジュール」を作っていく作業がかなり楽しい。


「メールによる約束」っていうとアケ版からあったアイドルからの催促メールが想像されそうですけど、実は今回のってそうじゃないんですよね。もちろんアイドルからのメールや約束もあるんですが、週の最初にランダムで入ってくるメールってのは衣装関係の会社や雑誌記者からのもので、そのメールを読んで約束を取り付けさえすればイメージレベルが上昇する記者を付けたり衣装をゲットしたりできるわけです。あとメール招待で参加できる961オーディションもかなりおいしくて(序盤は5万、後半は10万増える)、ほぼこれに頼るだけでSランクまであっという間という。

この約束システムにより、無印のときと違ってかなり意識的に衣装ゲットや記者を付けることを狙えるようになったのは大きいです。
要するに「今週の朝に○○社の○○さんと会って、昼からレッスン。来週は夜に雑誌記者の取材が入ってるのでそれが上手く行ったらその次の週はオーディションだ!」……みたいな感じにスケジュールを作るのね。約束した週や雑誌記者の名前と会社名をちゃんと覚えておかないとボーナスどころかペナルティ食らっちゃうんですが、それを組み合わせて上手くやるのが楽しいわけですよ。感覚としては、シミュレーションゲームの編成の楽しさに近いでしょうか。


アイドルマスターは元々アーケードからの移植なので家庭用ゲームとして見るとどうしても多少のバランスの悪さがあったと思うんですよね。一週一週のボリューム感がありすぎて連続プレイが厳しい、とか繰り返しの部分が多い上に飛ばせない、とか下手すりゃ操作してる時間よりも待ち時間のほうが長いとか。これ、アーケードだと大した問題じゃないっつーかワンプレイでそれなりにボリューム無いほうがむしろ問題になりそうですが、家庭用にそのまま持ってくるとやっぱ欠点になっちゃうわけで。まあ、それだけめんどくさいゲームだからこそプレイヤーの思い入れが積み重なりやすかったのだ、という分析もあるので一概に言い切れないところではありますが。
それと比べるとアイマスSP「ああ、こりゃアーケードからコンシューマのゲームになったな」という感覚があります。中心になるストーリーを用意し、短期的な目標を見せ、繰り返しの部分はスキップもできる。ゲームセンターに定期的に遊びに来るユーザーじゃなくて、家や外で連続プレイするユーザー向けをはっきり意識して作ってるのが伝わってきます。
かなり層の違う新規ファンの獲得効果があるんじゃないかと期待されているアイマスSPですが、これだけ気楽に楽しめる内容の新作をどこにでも持ち歩いてプレイできるというのは、アケ版や箱版のファンにとってもかなり幸せなことじゃないかな?
まあ映像のほうは多数の人を驚嘆させた箱○版の美麗な映像にはさすがにかないませんけども、既に箱○持ってる人はいつでもL4Uで見れるからねw


とりあえずこんなところで。
この記事はゲーム全体のファーストインプレッションなので、個別のキャラ攻略の感想は後でまた書くかも。

*1:無くなってるよね? フリープロデュースだとあるんだろうか