アイマス新年会に汎用人型決戦プログラマが投入されていたそうな
記事書いたばかりのアイマス新年会絡みでちょっといい話を見かけたのでご報告。
しかし、誰もが諦めた、まさにそのとき!
ニコニコラム‐ニコに関してがんばるよ♪
我らが吐血のプログラマーこいづかくんが、配信サーバの緊急チューニングに乗り出したのです! 急激にアクセスが増えた動画があると自動的に集中アクセスサーバーが起動して配信を担当、次から次へとアクセスを裁くようにし、それまで1秒たりとも見られなかったことが嘘のように安定した配信を実現したのです。
アクセスが集中しまくって涙目状態となっていた一般回線に、鋼のkoizukaが舞い降りて、なんか色々すごいことをしてなんとかしてしまったらしい。
あ、そうそう、この配信チューニングは一時的なものではなく、今後も似たような出来事があった場合は、自動的に切り替わるようになっているそうですよ。
しかも一時的な措置じゃなく、これから類似の祭りが起こったときにもちゃんと機能するシステムなんだそうな。
戀塚さん、すげー。
こちらがその当時のTwitterログ。今回は祭り中にTwitterのタイムラインをリアルタイムで追う余裕あんまり無かったから、こんな展開があったとはさっぱり知らなんだ。前回の24時間のときと同じように、リアルタイムランキング報告を定期的にポスト*1してるみたいだなあってのは気づいてたんですけど、その裏でこんなことしてたのね。
この措置のおかげで、今回の祭りは一般会員大勝利? むしろプレミアが涙目だったかもw
実は元々この祭りのリアルタイム参加者ってプレミア率むちゃくちゃ高くってですね*2……一時的に一般回線よりもプレミア回線のほうが重くなるという異常事態が前回の24時間TVの時点で既に発生しておりました。
だから今回は最初からある程度重くなるのは覚悟していたんですけどねえ、まー重かった重かった。上のような措置がされてたんなら、意地張らずに一般回線で見てればよかったのかも。
祭り終了直後に恒例のデータマスターが来てる*3のでこちらを見ていただくと一目瞭然なんですが、
コメントした人のプレミア率が6割弱という結果が出てます。つまりあの祭りのリアルタイム参加者で上記のシステムの恩恵受けれたのって半分以下だったりするのですね。*4
それすら放置してたら半分近くの一般会員がまともに見れずにもっと酷いことになってたでしょうから*5そりゃもうGJには違いないんですけど、プレミア向けの祭り対策も追加してくれると、ますます最高かと。
類似の祭りがまたあったとして、同じようにプレミア率が高くなるであろうことは容易に想像付きますしね。
追記:主な狙いはむしろ祭り動画以外への負荷の緩和
とのことです。うん、こういう大規模祭りだとどーしても周りへの迷惑ってのは出てくるし、そのへん祭り主催側でできることの指摘は、同じ祭り(ボカマス)主催者であるDTCP-IPの記事でもされていました。今回のこれは、そのへんの問題に対するユーザー側ではできない運営レベルでの対応という側面が強かったようです。
しかし、このデータ不気味なくらい前回の祭りと酷似してますねー。減りもせず増えもせず。唯一変わってるマイリスト数の倍増にしても、プレミア会員率とマイリスト枠拡大を考えれば当たり前のことだし。
多少の入れ替わりはあったとしても、丸一日以上の祭りにリアルタイムで参加しようなんてコアなファンはそう簡単には増えないし、逆にそう簡単に離れて行ったりもしないってことなんでしょうけど。
……まあ、あの無茶な規模の祭りに二度もリアルタイムで付き合おうと思わせてるってのは、客観的に見れば十分凄いことですわな。実際参加した身の主観としては「いやいや当然でしょ」って感じだけどw
27時間ってまったく凝縮というレベルじゃないと思うが。圧縮ではないからいいのか。もう、縦糸も横糸も追いがたい……おそらく『MAD動画マニアックス』のような原稿はもう書けない。あのタイミングでやってよかった。
はてなブックマーク - 27時間に凝縮された「ニコマス」の世界 - 『アイマス新年会』 - 敷居の先住民
こないだの祭りのまとめ記事に有村さんがこんなブクマコメントをしてますけど、さすがに僕もこれを「追いやすい」とは口が裂けても言えません(笑)。ニコマスのあらゆる要素の詰まった時間だなあと思ったので「凝縮」って表現を使いましたけどね。
実際客観的に見ればとても全部は追ってられないような分量の動画が一気にUPされるわけですけど、そこで「丸一日かけてリアルタイムで参加する祭り」って形式を作ったことが生きてきます。「時間を取って意識的に祭りに参加する」という形にしなければ、僕だってこんなの半分も追えたかどうかあやしい(笑)。
これは前回の祭りのまとめ記事で書いたことの繰り返しになりますけど、アイマス新年会の……というかその前身であるアイマス24時間TVの何が凄いって、実際にはリアルタイムで見なくてもいいはずのニコニコ動画であえてリアルタイムで追いたくなるような同期的な祭りの仕組みを整え、そして実際に視聴者も投稿者も思いっきり楽しませてしまったところでしょう。そうでなきゃ、第2回が↑みたいなデータにゃならんはずですからねえ。
では2回目を終えて、もしさらに次回があったとすればどうするか? といえば、もちろん参加するに決まってます。*6