きがちがうくらいに きみがすき

B000M70Q0UR.U.R.U.R ル・ル・ル・ル このこのために、せめてきれいな星空を 初回版
Light 2007-04-27

by G-Tools

何を思い立ったのか、確保だけして積んでいた『R.U.R.U.R』(ル・ル・ル・ル)を唐突にプレイ開始している。クリスマスだから、ちょっと叙情性が強そうなものをふとやりたくなったのかも。寂しいと思っている自覚はあんまりないのだけれど、無意識にいろいろと。

『R.U.R.U.R』プレイしてる。主にSF方面で膨大な量の引用があるゲームって話だけど、この繰り返し出てくる『デイジー デイジー はいといってよ きがちがうくらい きみがすき』っていうフレ ーズはなんか元ネタあるのかなあ。

Twitter / 敷居/まきがい: 『R.U.R.U.R』プレイしてる。主にSF方面で膨 ...

クリアしたら、後で色々引用元ググって調べてみよっと

Twitter / 敷居/まきがい: クリアしたら、後で色々引用元ググって調べてみよっと

それでTwitterでこんな感じのことを呟いていたら、教えてくれたりURL投げてくれたりする人がぽろぽろと。本当に独り言のつもりで呟いていても、調べるとっかかりを投げてくれる人がいるってのはTwitterのありがたいところです。

 SF映画の金字塔にして、キューブリックの代表作でもある『2001年宇宙の旅』。この映画は「人類の夜明け」「月面」「木星への旅」「星々の彼方」の4つのエピソードからなる。人類の進化や宇宙旅行人工知能、神の概念など様々なテーマを含んでおり、また極端に説明を排したストーリー展開のため、謎の多い作品としても知られている。この歌が出てくるのは「木星への旅」のエピソードの終盤近くである。

デイジー


なるほど、『2001年宇宙の旅』の挿入歌でしたか。かなり昔に見たことはあるはずだけど、完全に記憶から飛んでましたねえ。見たのは本当に子供のころだと思うので、難解な映画だったということすら理解できずかなり怖がっていたということだけ覚えている。この機会に今もう一度見直すと全く違う印象になりそうですね。


僕はSF小説に関しては『夏への扉』とか『たったひとつの冴えたやりかた』とか、まあそこらへんの超有名作品をいくつか読んでる程度のとってもぬるい読者で『叙情SFがうんたらかんたら〜』みたいな専門的な話はちいともできんのですが、このようなSFのギミックや引用に拘る作品(エロゲに限らずアニメでも漫画でも小説でも)にわりと共通して流れるセンチメンタルさが好きで好きで仕方がなかったりします。『文学的』と表現しても差し支えないのだろうけど、それよりもやや硬質な感じのアレ。*1
きっとSF的なギミックや雰囲気と、好きな物語やキャラが混ざったとき、僕のツボが刺激されるのでしょう。機械知性が『あ、わたしには自我がある』と「ふと」気づく瞬間とか、同じテーマの作品をいくつ読んでいたとしても変わらない萌えポイントだよね。


だから僕の中で過去の有名なSF小説というのは、僕の大好きなモノを(間接的に)たくさん生み出してきた大きな泉のようなイメージがあります。引用元の原典を調べて読むこともあるしそれもまた楽しいのだけれど、どちらかというとそこから「派生してできたなにか」のほうにより興味がある。このへん自己分析すると、MAD動画に強い興味を持つ理由とも絡んできそうですね。
きっとこれからも、「センスオブワンダーでなんじゃらほい?」という状態のまま、SF周辺には強い興味を示すという中途半端な状態が続いていくんだろうな。これまでもそうだったし。

プレイ予定の人への注意

ところで、このゲームウイルス対策ソフト『AVG』のフリー版を入れているとプロテクトのファイルがウイルス誤爆食らってプレイできません。タスクトレイのAVGを一時的に終了しても裏で動いて勝手に止めます。該当ファイルの「reg.exe」をオプションで例外に突っ込んでみても駄目でした。例外はスパイウェアとか危険プログラム用で、ウイルスと誤爆されてしまうとどうにもならないっぽい?
しょうがないから僕はあきらめて一時的にAVGをアンインストールして遊んでいます。元々純粋にプロテクトの誤爆もあるみたいでそっちとも混同しちゃいそうなので、これからプレイしようと思っている人でAVG使っている人はそのへん注意。

*1:そこを指して『中二病』と表現されることもあるかもしれないアレ