3桁ブクマは大手ニュースサイト一個分。たぶん。

これに3桁はてブが当てはまるのか最大手ニュースサイトが当てはまるのか、これは未体験ゾーンなのでわからない。ただ、3桁はてブになるような記事は様々なものを巻き込みながらとんでもない破壊力を見せてくれるに違いない。

ついこないだトータル3000ブクマを突破した*1記念としてこの記事に釣られてみる。

ちょうど突破するかしないかのタイミングでこの記事が来たので感慨にふけるも何もありゃしなかったのだけど。でもこの記事はわりと良いサンプルだった。


普通3桁ブクマされるような記事はだいたいどこかの大手ニュースサイトのアンテナにも引っかかる。ただし逆も真なりということはなく、ニュースサイト雪崩が起こって一万人以上人が来ているような記事でもブクマはほとんどついてない、ということもある。*2

そっちのパターンのわかりやすいサンプルは一昨日のこの記事。元の情報さえ知っていればいい速報的な内容なのであまりブクマ向きではないのだけど、ゴルゴさんに捕捉されたので8000人くらい来た。
まあこれは当たり前の話で、数百人が気になった内容は高確率でニュースサイト管理人の誰かの琴線に触れる可能性は高いだろうけど、ニュースサイトの数人が気にした内容をブックマーカー数百人が気にするとは限らない。このへん群体であるブックマーカーの特徴が出てて面白いですよね。


で、最初の記事の何が良いサンプルだったかというと180userもついてるわりに当初は大手ニュースサイトに捕捉されてないところ。ちょっと時間差でこれもゴルゴさんに捕捉されているので、データがなんかわかりやすい。

こんな感じ。3/27の記事だけど、180userに達して影響がはっきり出てきたのは翌日。そして、その翌日にはスッと影響が引いていき、そのさらに翌日にニュースサイトに取り上げられてまた復活している。
ここから想像するに、大手ニュースサイトと3桁ブクマの威力はだいたい同じくらいと思われる。


……と、多少強引に結論付けてしまってるけど、実際はもちろんそんなことは断言できない。
まず、うちのブログがサンプルとして不適切。普段のアクセスが安定しなさすぎである。サイドバーのアクセス数のグラフ見ればわかるけど、だいたい何千ヒット〜みたいなことを言うのが無意味なくらいに常に上がったり下がったりしている。3桁ブクマされてるみたいなわかりやすい状態じゃなくても常に変動しまくっているので基数が信用できない。一年以上続けてるブログでこんなにアクセスが安定してないのも珍しいんじゃなかろうか。


次に、一口に大手ニュースサイトに取り上げられると言っても、取り上げられかた、記事の内容によって大幅に来る人数は変わる。例えばかとゆーさんに単発の動画紹介記事を何回か捕捉してもらったことあるんだけど、実はそれだと飛んでくるのは1000人に満たなかったりする。*3

この二つの記事のリンク元表記を比べてみればわかりやすい。鏡音リンが発売した直後に起こったムーブメントを複数の動画と一緒に取り上げた記事のほうは、同じかとゆーさんとこから飛んでくるアクセスだけ比べても4倍以上の差がついている。
このへん含めて僕のこれまでの経験から予想するに、ニュースサイトやブクマで取り上げられるまでは記事の全てを含めた内容次第で、取り上げられて以降そこから飛んでくる人数は、ニュースサイトでの紹介のされ方、タイトルの工夫、記事のジャンルあたりの影響が大きいのではないかと。
例えばかとゆーさんが一言「これはエロい」とコメントして、しかもタイトルがいい感じにリビドーを刺激する内容だったりしようもんならその威力はとんでもないことになるのでは……っ!?
いやこう言っちゃうととたんに下品な話に見えますが、別にエロに限りませんよ。多くの人が興味を持つジャンルで、なおかつコピーライトが上手くいってるかどうかって話ね。


最後に、3桁ブクマと言っても、当たり前だけど100ブクマと数百ブクマはそうとう違う。

うちで一個だけ飛びぬけてブックマークされているこの記事、発表後数日で飛んでくる人数は百ブクマ前後の記事とそう変わらなかった気がするけど……去年の9月の記事なのに、今年に入ってからも2万7千アクセスされています。

今年ぶんの被アクセスURL集計を上位から順に表示したもので、一番下のURLが件の記事になります。今年に入ってからのアクセスの7%はこの記事一つで稼ぎ出しているようで。
これは体験してないのでわからないけども、700とか1000とかの世界になるともう最新記事と並び立つブログのメインコンテンツの一つとして成立してしまうんじゃないかな。
んー、それは言い過ぎか。アレはググったりして後で人がたどりつきやすいタイプの記事だしねー。


というわけで、3千ブクマ記念ということでブクマ論をやりつつ、ニュースサイト論みたいなこともちょっとやってみました。昨日のインタビュー報告が(インタビュー本体の関連記事としてだけど)初めてまなめさんに取り上げられてなんか妙にうれしかったので! まなめまなめ!
……「まなめさん釣るなら名前出したら一発ですよ」、とインタビュアーの犬さんにアドバイスされたのでさっそく試してみた。
まあ実はうちの記事がまなめさんの琴線に触れないのはなんとなく理解できるんだけどね。うちはジャーナリスト的にちょっと煽り気味に情報を広げることがメインで、自分の考え書くのはあくまでおまけだもんな。まなめさんは人に興味があるっぽいから、こういうのは守備範囲外なんだろう。

結果発表


そんなエサで俺様がクマー!
ほんとだった!
というか全然守備範囲外だろうと思ってたら、巡回ルート入れてくれてたのかあ。花見川効果すごいぜ。某オフはちっとスケジュール調整してみます。年度も変わったから仕事の予定もある程度は読めるようになったし。<私信

これはエロい。

カトゆー家断絶

ちょwこれは想像の斜め上だw
そうそう、これでタイトルがもうちょっと刺激的な釣りタイトルならえらいことになるのではないかという。というかエロい記事じゃなくてごめんなさい! 釣りでした!>カトゆー経由できたひと

*1:ありがとうございます

*2:最終的にはニュースサイト経由のブクマで数十程度は付くけど

*3:でもまあ、単発の作品紹介はあまり反響がないことを覚悟した上でそれでもプッシュしたい/何か書きたいという作品があるときにやるので、取り上げてもらっただけで十分テンション上がるんだけど。