ノートン先生さようなら。MPCもご苦労様でした(avast,ZoneAlarm,GOMPLAYER紹介)

ある程度PC使ってると、OS再インスト後にすぐに入れるような愛用ソフトって決まってくるもんですよね。僕も例に漏れずOSをインストした直後の作業はある程度ルーチンワーク化されています。
で、今回マシンそのものを新調したんですが、いい機会なのでそのルーチンワークに少しメスを入れてみようかと。

Norton Internet Security → avast & ZoneAlarm

今回買ったPCにもNISはバンドルされてたんだけど・・・今となっては絶対必要なアンチウイルスファイアウォールで使用期限を気にしなきゃいけないのはもう、うんざりです。ここらがノートンを見限るよい機会かなーと。最近は色々と評判の良いフリーのセキュリティソフトの噂も聞くので、日本語対応していて使いやすそうな「avast」と「ZoneAlarm」を導入してみることに。


けっこうおっかなびっくり入れてみたんですが……なんだ、どっちもすごくわかりやすいじゃないですか。
ZoneAlarm」はほぼNISと同じ感覚で、通信が発生したときにその通信を遮断するか、許可するなら次回以降も自動で許可するか一時的に許可するかを聞いてくるので、いつも使ってるソフトは最初に一回許可してしまえばそれでOK。家庭内LANでファイル共有するためのアクセス許可はIPアドレスぶち込むだけ。
「avast」も直感的な操作でいけそうです。マニュアルも読まずにインスト後常駐させてほったらかしてますが、特にPCの動作に異常は無さそうだし、右クリックでの手動スキャンもできるし、まあ問題ないんじゃないかと。
どっちもノートン先生に比べるとずっと軽い印象。設定とか色々めんどくさいかなーと思ったら、ノートンより簡単でした。こんなことならもっと早く導入しときゃよかったよ。

Media Player Clasic → GOMPLAYER

MPCに関してはほぼ不満はなかったんですが、GOMの評判がえらくいいので試験的に切り替えてみることに。

対応ファイル形式

 gom, avi, divx, asx, wmx, wmv, wvx, wm, mpg, mp4, dat, ifo, vob, m1v, m2v,
 tp, dmb, m4v, k3g, 3gp, skm, dmskm, lmp4, rm, rmvb, mkv, Matroska, ogm

内蔵コーデック

 ac3, ogg, xvid, div1~6, divx, dx50, mp41, mp42, mp43, h263, h264, ap41, mpg4,
 mp4s, m4s2, mp4v, blz0, mjpg

http://www.gomplayer.jp/

おぉ、こりゃ確かにすごい。主要なコーデックをほとんどプレイヤー単体で内蔵しているので、これをインストールするだけでコーデックをインストールする必要がほとんどない。なにより、FLV再生にも対応していて、スプリッターを最新にすればOn2VP6のFLVも再生できるのが素晴らしいですね。VP6のFLVを再生しようとしたら自動でアップデートしろって言ってくるので、言われた通りにするだけでOK。うんうん、これなら馬鹿でもできる。しかもそれでいてMPCとためはるほど軽い!*1


これでOS再インストのたびにプレイヤーの他にffdshow入れて必要になったらmkvとかh264とか探して……という作業から開放されました。後はこれに「Real Alternativ」と「QuickTime Alternative」を入れてしまえば、あらゆる動画がほぼこのプレイヤーひとつでまかなえてしまいますね。

 
環境設定やカスタマイズもかなり細かく出来て*2、かつわかりやすい。MPCがちょっと弱かったプレイリストもかなり使いやすいなあ。「なんでも再生できて軽い」って点でずっとMPC使ってたけど、GOMはその全ての条件を満たした上でさらに便利。こりゃ戻れなくなりそうだ。

もちろんMPCのシンプルさってのは美徳なので、どちらが一概に優れてるとは言えません。MPCでもFLVスプリッターをアップデートして内臓のスプリッターを殺せば、FLVの再生は出来るようですし*3。どっちにせよ、「どんな動画もひとつのプレイヤーで再生できる」ことの利点は圧倒的です。どっちも使ったことがない人は、一度試してみてはいかがでしょう。きっと戻れなくなるよ。

*1:PCのスペック自体あがってしまってるので、正確には比べられていないのだけど

*2:プレイヤー上でクリックしたときにMPC風に一時停止⇔再生を切り替える機能を割り当てたり

*3:FLVに対応してるのはバージョン6490以降らしい