らき☆すたの小説版作者が竹井10日な件

>げっ、竹井10日ですか……。
>うわ、まじで竹井10日だ! ありえねえ。思わず脊髄反射でコメントしてしまうくらいありえねえ。
>うわー、10日さんに書かせるのか! いい度胸だなぁ。


――「らき☆すた」小説版が角川スニーカー文庫から発売

 判で押したようなコメント欄の反応がちょっと面白かったのでクリップ。一個は僕のコメントなんですけどね。自作自演でした!
 まあ、竹井10日を知ってる人ならなんでこういう反応になるのかわかりますよね。ヤツに虎の子のらき☆すたを任せるとは角川、マジチャレンジャー。
 
 竹井10日って誰だよわけわかんね! って人は、「ぽけろり」を2巻まで読みましょう。1巻の時点ではまだ本性隠してるのでどういうふうにアレな人なのかわかりません。
 ホントは「秋桜の空に」をやれ! といいたいんだけど、古いエロゲなのでそうそう簡単にできないだろうし。「秋桜の空に」を本気で薦めるなら、そのままじゃロクにプレイできないので一緒に互換プログラムも薦めないといけないしなあ……。まあ、ようするに一部に名をはせた、知る人ぞ知るエロゲライターです。
 
 どういうライターか簡単に説明すると、まあぶっちゃけお笑い専門ライター。ノリとしてはエロゲのお笑いには珍しく関西系で、一見オーソドックスなギャルゲに見せかけておいて、笑いのためならヒロインをヨゴレにすることもいとわない外道ライターと言えるでしょう(笑)。ぱっと見の「ちょっと感動系の恋愛ゲーム」みたいな印象に反してネタが下品すぎるので、好きになれない人もけっこういるんじゃないかな。「しまった、やりすぎた」。でも、この人調子に乗って下品になればなるほど、ヒロインをヨゴレにすればするほど面白いんだよなあ(笑)。お笑いは好みにもよるのでツボにはまるかどうかはやってみないとわかりませんが、この人が調子に乗ったときの破壊力はそりゃもうすさまじいですよ。
 ……でもシナリオ後半、無理に泣き展開を入れてまとめようとしたりすると、信じられないほどつまらなくなるんだけどね。

ポケロリ りぼんの章 (角川スニーカー文庫)

ポケロリ りぼんの章 (角川スニーカー文庫)

ポケロリ なかよしの章 (角川スニーカー文庫)

ポケロリ なかよしの章 (角川スニーカー文庫)

ドラマCD 秋桜の空に 宣伝(ニコニコ)

 ゲーム本体の紹介の変わりにこれを。「秋桜の空に」のドラマCDはちょっとびっくりするくらい出来がいいです。やたら豪華な声優陣(僕でも聴いたことある声ばっか)にやたら高い原作ノリの再現度(原作は声無し)。当然大人気なようで、たいして売れてないゲームのドラマCDなのに既に6〜7バージョンくらい発売されてたはず。この宣伝部分だけ聴いてもだいたい雰囲気は伝わりますよ。てかなんで単なる宣伝がこんなにクオリティ高いんだ(笑)。
 「若菜の恥ずかしいドラマCDを買って下さいと切なげに囁け」「穴兄妹風味?」「……という夢を見た」「もうええっちゅーねん」「ハルヒはツルペタという夢を」「それは夢じゃなくて現実じゃねえかっ!」「なあ、これほんとに宣伝なのか? 営業妨害みたいに思えてきたんだが」……まあ、聴いてみなさい(笑)。